​ねこのめ

ある寒い日にガレージに行くと子猫がいました。

子猫は目も開いていなく声もでていないながらも必死に口を動かしていました。

側に寄ると私に飛びついてきました。

その子はこのままだと死んでしまうと思いわさんぼんという名前で家族に迎えることにしました。

私はうつ病です。

自殺願望もありリストカットもしていました。

わさんぼんは私が苦しんで一人で泣いている時は必ず側にきてくれました。

とても驚いたことがあります。

私はリストカットをしていました。そしてカッターを置きました。

その瞬間まだ体の小さいわさんぼんがカッターをくわえて持っていってしまいました。

「もうしないでね」と言っているような気がしました。

今はもうリストカットをやめることができました。

わさんぼんはいつも私を励ましてくれています。

 

ですが、ちゃんと命を救われている猫は多くありません。

殺処分されている猫が多くいます。

環境省の統計資料によると、平成２７年度

飼い主による譲渡数は１４０６１匹、所有者不明の殺処分数は７６０１４匹。

その多くは子猫です。

それを思うと胸が痛くなりました。

もっと猫ちゃんを救いたい。もっと幸せにしてあげたい。

今は猫を救う活動をしている団体が少しずつ増えてきています。

私は物作りが好きなので、売り上げの一部を活動をしている団体や個人に寄付することにしました。

少しでも多くの猫ちゃんを救えるように頑張っていきます。

よろしくお願いします。